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ある山にて

クマガイソウに出会う。

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葉っぱがいっぱいの中、一輪のみ咲いてました。
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扇子みたいな独特で面白い葉っぱ
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花は思ったよりも小さい。
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出会えてよかった。
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# by coyotehana | 2018-05-16 07:08

古処山・屏山 2017.09.03

遊人の杜より登る。

毎年この時期は秋月にある食事処「だんご庵」に行くのを楽しみにしている。
今回も午前中に古処山へ登り、お昼は「だんご庵」で食べるつもりで出掛けた。
お昼には下山する予定でしたので歩行時間を短縮!秋月側の5合目からのスタートとする。
ところが、5合目駐車場へと通じる国道沿いにある林道起点では、なんと「前面通行止」の案内板がたっているではないか~!
これは困った。
(あとで、山頂にいた人の話を聞いて見ると、5合目には何台か車は止めてあったと聞くが…)

そういえば…YAMAPのレポで反対側の嘉麻市側から登ってるルートがあった。
そんなに歩行時間も掛からず山頂へと登れたと思う。
なれば…と言うことで、そのまま国道を進み、八丁峠を越え、嘉麻市にある遊人の杜キャンプ場へと向かう。
難なく遊人の杜キャンプ場に到着し、準備してスタートする。
古処山・屏山 2017.09.03_f0196109_21451599.jpg


歩行時間や軌跡の地図などはYAMAPを見てね


登山口
古処山・屏山 2017.09.03_f0196109_21455283.jpg


登山口から入ってすぐに「古処山」と「奥ノ院」のルートの分岐に出合う。
どちらも山頂へ行けるルートなので、せっかく来たんだから欲張って
上りに「古処山」下りに「奥ノ院」のルートを使ってみることにした。
古処山・屏山 2017.09.03_f0196109_21461576.jpg


「古処山」のルートは正直、楽勝コース。道もよく整備されてて問題ない、
最初は杉の植林帯の中を上がっていき、上部の方にはいつの間にかヒノキの植林帯へと変わっていた。
古処山・屏山 2017.09.03_f0196109_21474810.jpg

難なく稜線に上がることが出来、そのまま縦走する。
古処山・屏山 2017.09.03_f0196109_21524552.jpg


縦走路では、あちこちにシギンカラマツが咲いてた~
可愛い花です。
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古処山の山頂に到着。
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古処山のほんとの山頂が何処か?
確かこの辺の岩の上とは聞いていたが、それが何処か知らなかった。
今回、山頂広場にいた方から聞いて初めてその大岩に登る。
展望も素晴らしい。
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難なく1時間で山頂に着いてしまい、時間はまだ10時と早かったので、
まだ行ったことない屏山へ足を伸ばしてみる。
古処山・屏山 2017.09.03_f0196109_22011032.jpg


山頂から向こうは未踏の道!わくわく。
縦走路では木々からの木漏れ日が見られ、ここ数日涼しくなったお蔭もあり何とも気持ち良いルートであった。
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古処山・屏山 2017.09.03_f0196109_22013371.jpg


屏山登頂。
初めて来たが展望は良が良く、ベンチもあり、気持ちの良い山頂だ。
古処山・屏山 2017.09.03_f0196109_22014786.jpg
古処山・屏山 2017.09.03_f0196109_22015716.jpg

この先縦走路は馬見山へと続く。いつかは行ってみたいものです。
暫し休憩したのち再び縦走路を奥ノ院の方まで戻る。

地図では奥ノ院付近からキャンプ場へ下る道が載っているが…何処だろう。
縦走路上で「奥ノ院・大将隠し・千手」の案内板があり、ここから下る道がGPSと同じようであるのでここを下ってみることに。
古処山・屏山 2017.09.03_f0196109_22064021.jpg
古処山・屏山 2017.09.03_f0196109_22072694.jpg

ところがこの道は、な、な、難路だ~
大岩がゴロゴロするとこを進み、挙げ句には岩場を鎖場で下る。
下る時に足が滑って落ちたら、岩と岩の間に落ちてしまいそう~
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そういえば、先ほどポンちゃんさんとバッタリ会いましたが、
その時に奥ノ院から下ると言ったら、一緒にいた方が驚いてたっけ。
ポンちゃんさんが「コヨーテさんなら大丈夫よ」と言ってた意味が、やっとここで分かった。
行きの登りとは凄く対象的でホントにこの道でいいのか不安にもなる。
でもGPSで見るが…やっぱりこの道のようだ。
岩場の鎖場は3か所あり、落ちないように慎重に下る。
最後の鎖場を過ぎると道は変わり、枝尾根の下り道になる。
古処山・屏山 2017.09.03_f0196109_22075452.jpg

ここまで来たら安心。
やがて朝分かれた分岐に出合い、無事駐車場まで戻る。

下山後はお約束の「だんご庵」
ヤマメの塩焼きや葛きりを頂きました。
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古処山・屏山 2017.09.03_f0196109_22082718.jpg


# by coyotehana | 2017-09-03 21:38

蓮華温泉・野天風呂と帰路 2017.07.30

昨日、白馬岳から縦走して蓮華温泉へと下り、蓮華温泉ロッジに宿泊しましたが、
今日は福岡への帰路となる。

蓮華温泉と言えば有名な「野天風呂」がある。
昨日は下ってきて後で疲れてたのと、天候不良でしかも山はガスって見えなかったので、
この野天風呂には行かず、ロッジ内の内風呂に入りました。
でも、せっかくここまで来たのだから行かずにはいられない。
私の人生、今度いつ来るか、ひょっとしたらもう来ないかもしれない。
明日の朝、状況を見て決めることに!

朝4時半に起床。
雨は降っていない。山の方を見て見ると山はガスっておらず山容が見えるではないか!
これは行くしかない。
早速準備してロッジから一番上の野天風呂まで15分の場所まで登ることにした。

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蓮華温泉ロッジの裏手にある野天風呂への登山口。右側の道。
ちなみに右側には昨日下りてきた登山道・白馬大池への登山口があり、
4ヶ所の野天風呂を周り、白馬大池への登山口へ下りてくることになる。
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時間は4時45分、朝食の6時までに帰ってこないといけない。
まだ薄暗い中、野天風呂の登山道を上がっていく。
昨日の下りの登山道から見てサンダルでは難しいと判断。
登山靴を履いての登りである。
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5分位して最初の野天風呂「三国一の湯」に出合う。
周囲は木々や草に囲まれて景色は望めない。
お湯はぬるかったので「ここ」は入らず、上の湯へ進む。
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暫く上ると「黄金の湯」との分岐に出合い、
更に少し上がると「仙気ノ湯」に出合う。
ここはあとで入るとして更に上にある「薬師ノ湯」へと上がる。

薬師ノ湯
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湯加減もちょうど良い!
眺望も抜群!来て良かった。
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一番風呂~!いぇ~い!
気持ちよか~
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誰もいないから良いものの…
真っ裸でカメラのセルフタイマーを設定している姿は見られたもんじゃない(笑)

風呂はあと二つある。次へと向かう。

直ぐ下の先ほど見た「仙気ノ湯」
ここでロッジから同じように入りに来た2人連れの男性に出会う。
ちょうどいいと思い、写真を撮ってもらったが…撮れてなかったよ~

ここも眺望は良い。
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ラストは先ほどの分岐から下る途中にある黄金ノ湯。
途中には新黄金の湯跡とあったが…これは何だったんだろう。

黄金ノ湯
ヒノキ風呂?
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床はヌルヌルしてて、セルフタイマーしてサッと入った時に滑りそうになった。
眺望は望めません。
先ほどのよりはぬるいが、ゆっくり入れます。
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野天風呂を存分に満喫してロッジに戻るも…
雨で登山道の道は悪く、足はドロドロに土付いてたので、ロッジに帰ってまた内風呂に入る。

6時・朝ごはん。
昨日の晩御飯から見て、今朝の朝ごはんも凄く期待してたが…
山小屋のごはんでした。
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帰りのバスまで暫し時間をのんびりつぶし、
いよいよ帰りの時間となる。

蓮華温泉ロッジから5分ほど下りたところに駐車場とバス停がある。
ロッジを出て振り返ると…山々。
少々名残惜しい。
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登山バスに乗りJR平岩駅まで。1時間。
変わばいのない同じような風景の中の道をひたすら下っていき、
突然、駅前の道に出て到着。
1両編成の汽車に乗り帰る。
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南小谷駅にて乗り換え。列車の旅は長い。
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信濃大町駅で再び乗り換えて松本へ
待ち時間の間に駅前で「おやき」を買っていただく。
「おやき」って野沢菜だけかと思ったら色々種類がありますね~
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松本から名古屋まで「ワイドビューしなの」に乗る。
お昼は松本駅で買った駅弁。
美味しい~
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名古屋から博多まで新幹線。
移動で1日かかります。4連休の休みで、内2日は移動でした。

今回は天気があまりよろしくなく、期待してた眺望は望めませんでしたが、
それでも予定したいたコースを無事行くことが出来、いろんな花も見れて
今回もまた満喫できました。










# by coyotehana | 2017-07-30 14:29

白馬岳② 2017.07.28-29


【2日目】
白馬山荘~白馬岳~小蓮華山~白馬大池~蓮華温泉

早朝まで雨が降ってたようだが出発する頃には雨もやみ、縦走を妨げる強風も無いので予定通り縦走を行う。
視界は眺望を楽しむほど良くはなかったが、それでも最初の方は遠くに小蓮華山も望むことが出来た。
しかし、小蓮華山に近づくにつれガスも出て来て、小蓮華山から白馬大池に下る頃には雨も降ってきた。

こちらも前回のレポと一緒に見てください。


出発前の朝ごはん。
レストランの地下に自炊室があり、ここで食べる。
白馬岳② 2017.07.28-29_f0196109_16501416.jpg

雨は止んでた。
とりあえずレイン着用で出発。
白馬岳② 2017.07.28-29_f0196109_16514695.jpg

昨日も登った山頂までの上り。
白馬岳② 2017.07.28-29_f0196109_17403803.jpg

山頂はガスってるなぁ~
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山頂の写真は昨日撮ったからパス。眺望もほとんど見えず。
そういうわけで山頂からすぐさま、縦走開始。
白馬岳② 2017.07.28-29_f0196109_16535285.jpg

この時点で雨は止んでました。
周辺には花々が咲いてます。
白馬岳② 2017.07.28-29_f0196109_17443977.jpg


これもウルップソウ。
でもピークは過ぎてます。
白馬岳② 2017.07.28-29_f0196109_17444851.jpg


イワオウギがいいところに咲いてます。
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元気いっぱい!
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縦走してま~す
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この時はガスはやや晴れてて、これから縦走して向かう小蓮華尾根も見えてきた。
いいぞー
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前回には見られなかったお花がいっぱい!
今日はいつまで天気が続くか分からないので、早めに進みたいところですが、
お花がねぇ~「待って!」…と言いますのよ。
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写真右側向こうに蓮華尾根
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風もなく、のんびりとした縦走歩き。
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ポツリポツリとお花に出会う。ミヤマアズマギクかな。
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左側からガスが段々出てきたよ~
白馬岳② 2017.07.28-29_f0196109_16595096.jpg


おっと!ここでコマクサ登場!
縦走路にあると聞いてはいたが、ちゃんと会えるとは感激!
この辺はコマクサの群生地である。
ややピークを過ぎているのもありましたが、中には綺麗なものもあった。
木曽御嶽山で見て以来のコマクサに感動~
白馬岳② 2017.07.28-29_f0196109_17012743.jpg



白馬岳② 2017.07.28-29_f0196109_17521026.jpg


縦走
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ひたすら縦走
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ここで岩場下り。慎重に。
白馬岳② 2017.07.28-29_f0196109_17054668.jpg

岩場を下った所にもお花畑に出会いました。


三国境。
ここは長野、富山、新潟の県境になります。
着てたレインを脱ぎ、身軽になって進むことにしました。
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再び縦走の続き。
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この辺は道幅も広く、のんびりとした縦走。
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ちょっとヤバイぞ~
ガスがホント出てきた。
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そんな中、またまたコマクサの群生。
ついつい足が止まります。



小蓮華山の手前のピーク。
一旦ここで休憩。
小蓮華山方向はもうガスって隠れてる。
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振り返っても、白馬岳は見えない。
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小蓮華山の坂鉾。
ここまで来た時にはもう真っ白。
ガスが晴れるまで待っていようかと思いましたが、段々と雲行きも怪しくなってきた。
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仕方なく蓮華尾根へ下りはじめる。
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これはイワギキョウかな。
この辺では多く見られました。
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チングルマの咲いた跡。
これはこれで可愛い。
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そのちょっと先にはちゃんとチングルマが咲いてました。
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ハクサンイチゲと後方のチングルマのコラボ~
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とうとう雨が降ってきた。
雨の中の蓮華尾根。あーあ、、、
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ガスってる。
晴れたときの蓮華尾根を見に来たのだが、、
今回は残念ながら見れなかった。
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何度振り返るも、、白くて見えん。
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船越ノ頭で待つも晴れず
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結局、蓮華尾根の眺望は見ることが出来ず、あきらめて白馬大池に下ります。


ゴゼンタチバナ
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ハクサンシャクナゲも咲いてました。
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ガスって真っ白の中、白馬大池へ
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白馬大池付近はチングルマが見頃
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薄っすらと赤い屋根の白馬大池山荘が見えてきた。
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山荘で昼食。
ほんとは、白馬大池の畔で、水面に映る山荘や山々を楽しみながら
ご飯を食べようかと計画してたのですが、真っ白でしかも雨降ってる。ガスが使えん。
山荘の中でカップラーメン買って食べた。
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こんな天気!もうあとは、さっさと下るしかない。
少し戻って分岐・案内板より蓮華温泉へ
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下り途中に出会った花々。
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蓮華温泉への下り。岩がゴロゴロのガレ道。
これが長いこと。しかも雨で濡れてて滑りやすい。
上りも下りも皆大変そうだった。
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途中の天狗の庭というとこにきた。
YAMAPや他の資料では白馬大池から1時間と書かれてたが、ここまでは予定よりも少しばかり早く着いた。
資料では蓮華温泉ロッジまであと1時間ちょっとになるのだが…
これが実際は違ってた。
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ソバナが咲いてた。
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かわりばいのしない景色の下り道が、ほんとひたすら続く道。
下っても下ってもなかなか着かない。
しかも1か所、土砂崩れで迂回路が出来てて、これが単に斜面をそのまま藪漕ぎで迂回する感じ。
靴はドロドロ状態。
予定時間の1時間はとうに過ぎてしまう。
白馬大池にある案内板にも2時間と書かれてたが、途中に出合う案内板にはそれ以上の歩行時間が書かれてた。
結局、天狗の庭から蓮華温泉ロッジまで1時間でなく、その倍の2時間は掛かってた。
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野天風呂の黄金の湯分岐。
ここから上に上がると蓮華温泉の野天風呂に出合う。
翌朝行きました~
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蓮華温泉ロッジに到着。
濡れてるレインなどは乾燥室に干してゆっくり休む。
ロッジ内には内風呂もあり、ゆっくり入って後は生ビール(^^♪
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夕食
ほんと美味しかった~
トンカツにはフキ味噌、刺身こんにゃくまで付いてた。完食~
(ワインは地元ので別に買う)
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# by coyotehana | 2017-07-29 16:29

白馬岳① 2017.07.28-29


今年の夏の遠征は白馬岳に登ってきました。2011年にも一度白馬岳に登ってますが、
今回も同様に猿倉からスタートして、白馬大雪渓を登り、白馬岳を目指す。
白馬山荘に泊まり、2日目は小蓮華山へと縦走し、前回は白馬大池より栂池へと下ったが、今回は蓮華温泉に下りるコースをとる。

今回、天気が悪い時もあり眺望もあまり望めなかったので、前回登った時のレポも見比べながら見てください。

YAMAPのレポはこちら

【1日目】 猿倉~白馬大雪渓~白馬山荘~白馬岳
白馬岳① 2017.07.28-29_f0196109_07293863.jpg
猿倉~白馬尻小屋~大雪渓~雪渓上部~葱平~避難小屋~村営頂上宿舎~白馬山荘~白馬岳~白馬山荘

朝からあいにくの雨。
前日から白馬駅から歩いて12~13分くらいととこにある白馬ホテルに泊まってた。
白馬駅からバスで猿倉まで移動する予定であったが、雨のため タクシーでそのまま猿倉まで向かうことにした。
6時前には猿倉に到着。
既に猿倉ではこれから登ろうとしている人たちがいっぱい。

日本三大雪渓の一つでもある白馬大雪渓は、落石の危険もあるので注意しなければならない。
あまり視界が悪いと上から落ちてくる落石に気付かないので非常に危ない。
よって、天候不良で登りが難しい場合は雪渓への登りを諦めた方が良いのである。
最悪の場合も考えて別ルート案も考えていたが、視界の状況は白馬尻まで行かないと分からない…とのことなので、とりあえず登山届を出して出発する。
白馬岳① 2017.07.28-29_f0196109_08483354.jpg


なんで雨ふるんだよ~
ホントだったら前方に山々や雪渓がくっきり見えるんだけどなぁ~
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1時間ほどで白馬尻小屋に到着。
ここで最後のトイレを済まし、持ってきたパンで朝食をとり体力をつけておく。
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ここからは、これから登る雪渓が見えます。
雨なので外にいる人もまばら。
確か…前回来た時には、大きな岩がゴロゴロ音を立てて雪渓を転がって落ちるのを「ここ」から見えたんだよね~
雨は依然降ってはいるが視界は良好なので登りに支障はなし!OK。
アイゼンの準備もして出発する。

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猿倉~大雪渓入口に見られた花
オオウバユリ、キヌガサソウ、サンカヨウ。
サンカヨウは初めて見る花!雨に濡れると透き通って見える綺麗な花です。
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小屋より登山道を上がっていき大雪渓の入口につく。アイゼン装着。
ここから約1.5km、高低差500mの雪渓の斜面を約2時間かけて登る。
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でっかいクレパス~!
前来たときにはこんなん無かった。落ちたら一たまりも無い。
落石の注意も必要だが、このようなクレパスも気を付けなければならない。
ちゃんと赤いマーキングされた道を通りましょう。
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落石の注意のため、常に上の方を向いて登る。
雪渓の登りの途中で座り込んで休憩なんてもってのほか!
立ち止まって休憩の際も上を見てた。
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振り返ると結構登ってきました。
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少しガスが出てきた。
雪渓の上だから、さぞや冷たい冷気があるかな…と思いきや、
雨降ってるせいもあるかもしれないが、生暖かい風が上から下りてくる。
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雪渓上部まで登ってきました。
あと少し!
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もうすぐ上陸。この辺は石がごゴロゴロしてる。
後ろ姿は私で~す。
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上陸してアイゼンを外す。
この辺の岩場は注意しないと石を落として人工落石を起こしてしまう。
現に石を落としてた人がいて「ラク!」「ラク!」の叫び声が飛び交う。
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左側斜面からゴロゴロと石が落ちる音が聞こえる。
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勢いよく流れる水を木橋で渡る。
ここから長~い登りの始まり始まり~
(橋を渡ってるのは私(^^♪)
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葱平付近
今回も正確には何処か分からなかった。
ここいらはお花がいっぱい!
前回よりも時期が早いので見れなかったお花もたくさん!嬉しくなります。

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クルマユリも全盛期!
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ハクサンフウロ、その他
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何だろう~
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ミヤマクワガタ
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ハクサンイチゲ
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小雪渓が見えてきた。
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前回は解けて無かった小雪渓。
再びアイゼンを装着して小雪渓をトラバース。
2~3日前にはここで滑落事故が起きているので、過信は出来ない。アイゼン付けて慎重に!
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シナノキンバイの花も出迎えてくれました。
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避難小屋。トイレは無い。
ここで早い昼食をとる。
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ひたすら上りが続く。
標高も2,500mに達しているだろうか。
足の裏が重た~く感じる。なかなか上へと進めない。
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村営頂上宿舎が上の方に見えてきた。
近いようでこれが遠いんだ~
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ここでゆっくり休憩。
まだまだ掛かりそうだ。ふ~
今日のお泊りは白馬山荘なので村営頂上宿舎よりもまだ上だ~
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見覚えのある大岩。
傾斜角度がよく分かる。
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村営頂上宿舎に到着。

付近に咲いてた花々。ミヤマオダマキ、他
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外来食堂にて休憩兼ねてお茶にする。
前回、ここでチョコレートケーキを食べて美味しかったので、今回も…と思ったが、
今日は無かったので抹茶ケーキを頂きました。
これもまた美味しかった。幸せ~
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前回は村営頂上宿舎に泊まりましたが、今日は白馬山荘に予約しているので
もうひと頑張り登らなきゃ!


宿舎裏手から上りに入り、その上り直ぐのところで初めて見るお花が!
おおっ!ウルップソウだ!
お初にお目にかかります。
前回は時期が遅く見れなかった花です。
縦走路付近はもうピークは過ぎてましたが、この辺はギリギリまだ咲いてて見れました。
良かった。
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左側斜面にもお花がいっぱい!
疲れてますが気持ちは和みます。
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白馬岳と杓子岳・鑓ヶ岳の分岐に出合う。
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正面には今日お泊りの白馬山荘。
さすが日本最大級の山荘。でかいです!
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白馬山荘にチェックイン。
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いつ天気が変わるか分からない。明日はどうかも分からないので
荷物を置いて今日のうちに山頂へ
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途中にある山小屋を開業した松沢貞逸のレーリフ
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上り
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標高2,932m白馬岳山頂に登頂。
残念ながら周辺は真っ白で眺望は見えません。
明日に期待!
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下りより眺望。旭岳かな。
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山荘に戻って夕方の食事までくつろぐ。
サッポロがあったぞ~
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夕食はレストラン・スカイプラザ白馬にて食べる。
ここの窓から見える眺望は素晴らしく、眺望を楽しみながら食事を味わいたいと思い、
夕食はここに決めていたのだが…
ディナーは前日までに予約が必要だとか。白馬山荘のHPには書いてなかったぞ~
軽食ならOKとのことで「おでん」やもつ煮を頼んで食べた。
ここの名物のソーセージも本来はあるのだが、天候不良でヘリが飛ばなかったから今日はメニューになし。
眺望が良い窓際の席が予め予約されてた方の予約席となってて座れず。
でも、ガスって外は何も見えなかったけど。
持ち込みOKだったので、「つまみ」や残ってたパンなどここで食う。
地元のワイン?もあったので飲んだ~。
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今回、万一の混雑を避けて個室を予約しました。
タタミ2畳の広さの2人部屋の個室。余裕で寝れます。
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白馬山荘の大きさにビックリでした。
この個室、建物の2階に上がると、廊下左右には個室のドアがあり、その数も多し!
廊下の端が遥か向こうに見える。

トイレも大きい。
この建物の1階の端にあるが、マンモス小学校のトイレを思わせるような広さ。
男側で小、大それぞれ10個はあったと思う。朝は余裕で混みません。
消灯はあったが廊下やトイレの電灯は付いたままです。

明日はいよいよ縦走です。
天気を祈りつつ就寝。


# by coyotehana | 2017-07-28 07:25