中山仙境 2012.06.10

県道653号線から見た中山仙境
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昨日は津波戸山に登った。
そして今日は同じ国東半島の中山仙境へ初めて登る。

昨夜は道の駅「くにみ」にて車中泊。
そして翌朝7時に道の駅を出発。国道213号線を走り豊後高田市との境界手前にて広域農道(グリーンロード)へと入り南下。
県道653号線とクロスする交差点にて曲がり、県道653号線を夷谷温泉の方に向けて上がっていく。
やがて前田にある中山仙境の登山口に出合う。

駐車場はその少し手前・左側にあり、ここに駐車してスタートする。

登山口
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登山口にある登山コース案内map
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地図
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07:28駐車場~07:30登山口~07:45第一番礼所~07:56第三番礼所~08:08分岐~08:13イノシシの沼田場~08:25無名橋08:35~08:50高城~09:00第十一番礼所~09:03第十二番礼所~09:12隠洞~09:28下山口
~09:36夷耶馬農村公園~09:49登山口

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登山口からすぐに弘法大師の大きな像が現れる。
ここは昨日登った津波戸山と同じようにミニ礼場・八十八箇所巡りになってる。
コース随所に「第〇〇番礼所」とあり、弘法大師とそのお供の像も祀られている。

「あれだけ険しい津波戸山でも、不思議と落ちて怪我をした人は聞かない」
‥と昨日、麓の村人は話していた。またこうも話してくれた
「仏さまが守ってくださっているんでしょうね」と。有り難い。
そんな話を昨日聞いたばかりなので、しっかり弘法大師様に安全祈願しておく。

麓では作業の音なども聞こえてきてて何だか裏山に登っている感じにも思えるが‥いきなりの石段!
いきなりのヤセ尾根っぽいところもまで現れてきた。恐るべし中山仙境。守ってね。

弘法大師様の像
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道はよく整備されている。新しい模擬階段も設置されてて登り易い。
アップダウンを繰り返しながら道を進んでいく。
三つ目のピーク?にて第一番礼所の案内板に出合う。最初の礼所なのでちょいと寄ってみた。
ちゃんと二体並んで祀られてます。礼。
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一旦下り、再び模擬階段にて上がった先右側には石にて重ねられた屋根の下に二体の石像が祭られていた。
遠くから見ると一見「ベンチ?」かと私は思ってしまった。思わず座ろうとした私はバチあたりです!
その直ぐ先には「無名橋へ」と書かれた案内板と木の根っこのトンネルあり。面白い。
ここを潜り進む。因みに無名橋はまだまだ先です。

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何となく分岐っぽいとこに出合う。左右に分かれてて左にも道がある感じである。
矢印などの案内はない。ここは右へ進む。
その後も矢印「⇒」を見落とさずにアップダウンを繰り返し進む。

やがて第三番礼所に出合う。三番は右脇のピークにある。
そしてこの付近からは展望も望める。向こう側の頂きの上には祠が見えます。
これからあそこまで行くんですね。第四番礼所でしょうか。

頂きの上に第四番礼所?
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第三番礼所から下り、再び上がったピークにて第四番礼所の案内板あり。
数字は消えているが「四番」である。右側に上がる道があり開けたピークに出合う。
第四番礼所からの展望は素晴らしい。山頂の高城もここから望めます。
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登山道沿いには黄色い花があちこちにて綺麗に咲いてました。
ヒメレンゲ?かと思いましたが、渓流沿いによく咲くヒメレンゲが咲いているはずもない。
よく見てみると違います。これはウンゼンマンネングサですね。津波戸山にも咲いてました。
同じく津波戸山にも見られたシダ?みたいな草‥イワヒバもあちこち岩場に生えてます。

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道は下りへとなっていき鞍部のところにて分岐に出合う。
左手前には夷耶馬農村公園から上がってくる「中央コース」の登山道。
右へは「小野迫」と書かれた案内があり、南谷の小野迫へ通じる道がある。
山頂へは真直ぐに進む。直ぐ先には「無名橋まで500m」の案内あり。
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道は上りとなっていく。
序序に険しくなってきます。そしてこのルート最初の鎖場がやってきました。
しっかりした鎖場で、岩場にもしっかり凸が出てて足かせ箇所に丁度良く登り易い。雨で濡れてないからかもしれないが‥これが濡れてたら慎重にしないと。

ピークを越えて鞍部付近に下りた右側には「イノシシの沼田場」と書かれた案内あり。
木々の中にやや窪みのようなとこ。やや湿った感じではあるが水溜り場ではなかった。
幸いイノシシにはこの時に遭遇しませんでした。
でもヘビにはこの辺で出遭いました。ニョロニョロ

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第五番礼所には今度は間違いなくベンチに出合いました。
案内板にはマジックで書かれたと思われる数字がしっかり消えて見えませんが、ここは「五番」です。
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第六番礼所の案内板はかろうじて数字が見えます。
ゴツゴツした岩の上を通り抜けます。サイドには変わった草が生えてました。
あまり近づいてみると落ちてしまいます。ヤセ尾根。

再び鎖場。岩で削られたガンギもあり登り易い。HPではこの鎖場を上がった先に第六番礼所があるらしいが
どれが何処か‥最初は丁寧に見ていったが、段々とどうでもよくなってきた。
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やや巻き道のような所を通り、そして鎖場を上がるとお待ちかねの無名橋に出合います。
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中山仙境名物の無名橋です。3mほどの石橋を渡ります。
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2枚の平たい石を重なり合わせただけの石橋です。
下を見ると足がすくみます。高所恐怖症の人にはちょいと怖いかも。
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でも心配ご無用!右下には迂回路もあります。
何のために作ったのかな?それとも昔は迂回路が無かったのか?
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無名橋とその背景
何とも素晴らしい。絵になりますね。
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高城まで300mの案内板に出合う。
先ほどの「分岐~無名橋500m」よりは近いが、ここからが荒い、近くて遠い。
鎖場がちょこちょこ出てきます。

そして第八番礼所
大岩の下に祭られてます。岩で支えられているのでしょうか。この辺はヤセ尾根です。注意
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谷筋に下りていき巻いていく。
と、ここでミニ無名橋!津波戸山で見た無名橋を思い出します。

崖下をトラバース。谷へズルズルと落ちないように注意が必要です。

再び尾根に出て山頂はもう間近です。
鎖場の上部が山頂。突き出た石碑が目印。

山頂(高城)手前
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ラストの鎖を上がっていくと山頂につく。
山頂には天照皇大神の石碑とその横には第十番礼所の石仏も祭られてます。
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山頂からの展望も素晴らしい。中山仙境の奇岩がいっぱい。
鋸山や津波戸山、鹿嵐山にも似たところがあります。
山頂は狭いので、あまりウロウロしてると落ちそうでもある。

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記念撮影
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下山は反対側の道を降りる。急で鎖で慎重に下ります。
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鎖場の急斜面。振り返ると‥
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ヤセ尾根が続きます。下を見たら怖い。
岩峰のピークは第十一番礼所。その先右側に尾根が続いているのが見える。
道もあり、「ここを行くの~?」と恐れをなしたが、こちらでは無かった。

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第十一番礼所の案内板(数字は消えている)には左(←)を示している。
そのまま正面を鎖で下り、ヤセ尾根を進んでいきます。
このヤセ尾根が「馬ノ背」になります。

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ナイフエッジのヤセ尾根。まさに馬の背中ですね。
フラフラきそうです。おおっと危ない!慎重に尾根を進みます。
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馬ノ背を振り返る。
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もうすぐ尾根歩きも終了。
ふと左下を見ると何やら何か書かれた板がある。気にせず進むと「あら?行き止まり」
正面は絶壁で行けません。‥すると、先ほどのとこ?
先ほどの板があった場所へ戻ると、左側に鎖場の下り道がありました。

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ここから尾根からサヨナラして下っていきます。
急な下りの鎖場。トラバース。最後の難所です。
滑り落ちないように下ります。

GPSで記録した軌跡では隠洞まで尾根道と同じ道を通っているようにも見える。
恐らく尾根直下をトラバースしながら下っているのでしょう。

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やがて隠洞と呼ばれる大きな岩穴に岩屋があり弘法大師様が祭られてました。
もうここまで来たら一先ず安心かな。
あとは下山口まで下るだけである。弘法大師様ありがとう。

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先ほどまでとは変わり杉の植林帯の中をひたすら下っていきます。
鎖場などの危険なところはもうありません。ただ苔で覆われた岩は滑りやすく注意が必要です。

下っていって下山口との真ん中付近まで来たころ、やや傾斜が緩んだところにて
杉の植林帯の中で杉とは異なる木に出合う。

この形は見覚えがある。メタセコイアに似ている。
後日ネットにて確認してみると、やはりこの木はメタセコイアであった。
椎原でしか見たことがなかったメタセコイアに、ここで見られるとは思わなかった。
数本あります。

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やがて中坊中の下山口に降りてきました。

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無事降りてきました。あとは登山口まで車道歩き。約1.6kmほど歩きます。
途中には中央コースの登山口でもある夷耶馬農村公園に出合う。
登山口から上りはじめて約2時間ちょっとで登山口に戻りました。

下山後は近くの夷谷温泉に寄り、ゆっくり湯につかって帰りました。
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by coyotehana | 2012-06-10 21:45 | Comments(0)
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