屋久島へ① 太忠岳 2013.05.12 

昨年に引続き再び屋久島へやってきました。

屋久島には4つの九州百名山があり、2009年に宮之浦岳、黒味岳に登頂
昨年はモッチョム岳に登り、残すは愛子岳だけとなりました。

今回の目的は愛子岳登頂と
2011年に改定され新しく九州百名山に加わった太忠岳に登ること!

そして、あと余力と時間があれば永田岳(ここ行ってないんよ~)も考え、
山小屋泊の装備も準備して向かった。

屋久島への移動

今度も鹿児島までは安い高速バスを利用。
鹿児島から屋久島までは、今回初めてフェリー「ハイビスカス」を利用してみた。
料金が3200円と安い理由から。

ただ谷山港(七ツ島)までの移動がちょいと大変であった。
港まで直接着くバスは無く、鹿児島中央駅より枕崎方面行きの路線バスに乗り
影原のバス停に下車。
そこから20分ほど歩き、やっと七ツ島の港に到着。

18:00出航のフェリーハイビスカスに乗船する。
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このフェリー ……貨物船です。
船内の殆どにコンテナやらトラックなどを積んでる。
大きなクレーン車なんか大きなキャタピラ、クレーン部、繋ぎ目、本体を4分割して
大型トラックで載せてた。
その中で「人」はついでに乗せてる感じのようにも見える。

何だが密航してる気分。ドキドキしてきた。

客室は2等客室らしき部屋しかないが、幾つか仕切られていた。
自販機1台、洗面やトイレはある。
乗客の殆どが登山者である。
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21:30頃に種子島港に寄港。
翌朝5時過ぎまでここに停泊し、その後宮之浦港へ向かう。
1時間ほど荷物、トラックの乗り降りで振動と音が客室に響く。

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まあ…それでも熟睡でき
やがて宮之浦港へ。
天気も良く、山々も綺麗に見えてます。
1年ぶりの屋久島!やって来たよ~
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宮之浦港には7時に入港。
当初の予定では着いた初日はゆっくりして、明日の愛子岳に備えようかと思っていたが
この天気の良さ、そしてたっぷりの時間は勿体無い。

予定変更して先に太忠岳へ登ることにした。
この時間からヤクスギランドへ向かうバスがあり、
帰りのバスの時間までに登って下りるのが可能と判断した上での決行である。

山小屋泊準備の為用意していたシェラフ、マット、食料等の余分な荷物は
宮之浦の店のロッカーに入れ、バスで安房にある合庁前へ移動。
そこから乗り換えでヤクスギランドには10時に着くことができた。

帰りのバス15:09までに下山する予定で太忠岳に向けてスタートする。

太忠岳へ


ヤクスギランド入口
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太忠岳へはヤクスギランドの中を通り上がっていくことになる。
入口にて300円払って中へ入る。
周囲には観光客もいる中、登山の格好した私が黙々とコースに沿って進んでいく。

コース⑦番まで荒川歩道を進み、そこから荒川橋を渡り150分コースを進む。
⑮番の蛇紋杉のところでヤクスギランドの150分コースと別れ、登山道へと入る。

ヤクスギランドの地図
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太忠岳地図
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10:07 ヤクスギランド入口~10:21 荒川橋~10:46 蛇紋杉~11:12 天文の森~12:51 太忠岳・テラス~14:50 入口

注意
本文中には地図等が出てきますが、説明しやすくするためにコヨーテ本人がGPSのデータをもとに作成したものでありますが多少の誤差はあります。またコースタイムには個人差があるため正確にしりたい方は国土地理の地図や他の資料をお勧めします。


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太忠岳を早めに登ることにしたのには、もう一つ理由があった。
事前にネット等で調べてみたら…太忠岳には山ヒルがいる。

雨天時、雨上がりに登って山ヒルに遭遇したとのブログもある。

この先天気が崩れて(山ヒルが出てきて)登れなくなる前に
天気が良い本日にさっさと登ってしまおうと言う判断でもあった。

しかし、昨日まで屋久島は雨が降ってたようで、言わば雨上がり
登山道もまだ濡れてるとこがあるぞ~
大丈夫かな~?

入口よりヤクスギランドの遊歩道を進んでいく
「くぐり栂」「ときめきの径」などを通っていく。
「千年杉」と呼ばれるものが案内にあったが、寄ってく余裕なし
時間があったら帰りに…とパスして先に進みます。

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⑦番より案内に従い荒川橋と呼ばれる吊り橋を渡り「80分・150分コース」に入る。
流れる川が綺麗かごと!ホントはじっくり立ち止まってみていたいくらいね。

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80分コースと分かれ、150分コースを更に進んでいく。
先ほどまでのよく整備された遊歩道とは代わり、もう登山道に入ったかのような道
あちこち木の根っこがむき出しになったような道を越えながら進んでいく。

「ひげ長老」と呼ばれる屋久杉が現れた。
案内には7歳の女の子が命名者だと書かれている。
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携帯・トイレブースに出合う。
ここで携帯トイレ持ってたら使用出来るんですね~
屋久島は小も大も勝手にしたら駄目ですもんね~
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東屋がある蛇紋杉につく。
150分コースとの分岐で、ここから太忠岳への登山道と入っていきます。
ヤクスギランド入口の管理棟の方の話に因ると
「居る」としたら「ここ」から危険地帯である。
「まぁ、大丈夫でしょう」とは話していたが…ドキドキ
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朽ちた大きな切り株。倒れた巨木。
よその山では味わえない屋久島独特の道が続きます。

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大きさは違うが「紀元杉」っぽい屋久杉があちこちに立っている。
凄いなぁ~

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この付近から、早くに登り始めた方々に会う。
1組目は「天文の森」の先の大きい屋久杉を見にこられたという。

その方の話に因ると
居ても(山ヒル)この時期はまだ少ない…とか

それまで下ばかり見ながら、警戒しながら上っていたが
そのうちまた上から下りてくる登山者に会うにつれ安心してきた。

ただ、何処でも座って休むのはチョット怖そうなのでずっと我慢。
「天文の森」のベンチにて初めて休憩し、ここで遅い朝食をとる。
ここまで2km。山頂まで2km。丁度半分来ました。

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一旦下って小さな沢を渡り、ひたすら上りへと続く。
話していた大きな屋久杉はこの木だろう。
確かに大きくて立派です。名前聞いたけど…忘れた。
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大岩の前にて案内板があり太忠岳まで残り1kmである。
ここから先が長く感じられた。
山小屋宿泊用の荷物は置いてきたが、着替えなど余分な荷物はザックに入ったまま
肩にズッシリと荷重が掛かって痛い。

しかも蒸し暑くて…体力が奪われていきます。
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GPSで確認すると山頂とは違う方向の西へ西へと巻きながら上がっていくではないか。
決められた登山道だから仕方ないが…何か余分に歩いてるような気分。

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少し開けた地。山頂まで0.4km地点
この辺から再び山頂方向に向けて(北東側)進み始めた。

ロープでの上りも出てきた。
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山頂間近の案内板にて。
ここから天柱石周回コースの始まり?のようである。
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やがて視界が広がり目の前には巨石が!天柱岩である。
山頂は何処?
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結論から言うと山頂プレートや三角点などは太忠岳には無い。
標高1497mは天柱石のてっぺんを示しているようだ。
勿論、天柱石には上がれません。

半時計周りに少し廻ってみた。
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ふと上の方から声が聞こえてきて…
なんと!そこには天柱岩直下の岩テラス。

黒く太いロープで上がってみると、
おおっ!素晴らしき展望が望めるではないか~

丁度テラスで食事してるグループがいらしてて
テラスの様子を皆様にお見せ出来ないにが残念ですが…

ここで昼食なんて!よか特等席や~!

太忠岳・天柱岩直下のテラスからの展望
(中央に荒川ダム、中央より左に愛子岳、右端海側に安房港)
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岩テラスを下りて半時計周りに少し進み
別の角度よりまた違った天柱岩を見てみました。

他のブログの写真に載ってた天柱岩
いい形してますね~

あのてっぺんが標高点よ!
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天柱石の周回コースをそのまま1周しようかと思ったが
岩がゴロゴロして進みにくい。
また、帰りのバスの時間も迫ってきてたのでさっさと下山することに。

下りもスッと下りれるかと思えばそうでもない。
滑りやすいとこもあり慎重になる。

天文の森まで下りたときには14時、あと1時間。ちょっとヤバイかな

蛇紋杉・東屋。ヤクスギランドに戻る。残り40分ほど

荒川橋を渡るころには30分きってた。
これは間に合わんぞ~

ここからは走る!
途中には観光客の集団にも会い、言わば私はコースを逆走してる訳で
時々止まってたりする。

本来はヤクスギランドのコースを廻り出口から出るのであるが
そうは言ってられない。
入口から出させてもらい、バスの時間19分前に戻ることが出来た。

もうヤクスギランドを楽しむ余裕なんてなかった。

あっ、お猿さんには2度ほど会いましたけど。

ここでやっと本日泊まる民宿をゲット!
小瀬田の民宿に今日、明日2泊する。

おまけ

愛子岳山頂から見えた太忠岳
天柱石がよく目立ちます
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by coyotehana | 2013-05-12 10:06 | Comments(0)
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