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郡岳 2014.08.31

今年の夏は長雨でなかなか山には行けず、じ~っと我慢してましたが、
日曜日の今日、やっと天気は「晴れ」マーク!
久しぶりに山へ出かけてみた。

どうせ行くなら、ちょいと遠くの山へ!
以前から登ってみようと考えてた大村の郡岳へ登ることにした。

郡岳は長崎県大村市にある、多良山系に属する山であり、2011年に発行された「九州百名山地図帳」により九州百名山に新しく仲間入りした山でもある。
初めて登る山なので不安もいっぱい!ワクワク状態!これがたまりません。

久々の登りで早朝から気分はもう爆発状態!
4時半には自宅を出て、三瀬峠を越え、下道を通り鹿島経由で7時前には大村に入る。
大村のすき家でから揚げ朝食をとり、力を付けたあとは
郡岳に向けて車を走らせる。

今回、私は下道で行ったが、高速を使った場合のアクセスは、
長崎自動車道の大村ICを降り、国道34号線に入る。
国道を北に走らせJR松原駅前にある「野岳入口」の交差点にて右折。
県道6号を野尻湖(または大村湾カントリークラブ)に向けて上がっていく。

郡岳には「南登山口」「西登山口」の二方向から登ることが出来、
どちらかに車を止めて登れば短時間で登れるのだが、
今回、双方の道を知りたかったので南登山口から上り、西登山口に下る。
スタートは少し遠くなるが野尻湖のキャンプ場管理棟前の駐車場に車を止めて出発することにした。

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07:40 駐車場~08:12 南登山口 08:17~08:27 林道出合~09:07 坊岩分岐~09:23 郡岳 09:36~09:50 坊岩~10:28 南登山口~10:51 駐車場
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早速準備してスタート。
県道を少し進んで、その先の分岐にて右側の車道へ入り
野尻湖畔沿いの道を行く。
前方には郡岳が見えてます。随分遠くに見えるなぁ~
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右側に野尻湖を見ながら車道を進んでいく。
今日はホント良い天気だ!
何だか忘れてた夏が帰ってきたみたい。暑くなりそうだ。
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萱瀬ダム分岐にて左折。案内に従い南登山口に向けて舗装路を上がっていきます。
駐車場から南登山口まで3km弱。ん~結構距離あったなぁ~
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スタートからおよそ30分後にトイレが設置されている南登山口に到着。
いよいよこれから登山道に入る。
虫除けにスキンガードを全身吹き付けスタート!
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登山口から入ってすぐ急登だが、そんなに長くは続かない。
そのうち視界が明るくなったかと思うと高圧線の鉄塔に出合う。
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この辺から暫く上りに難儀する。
特別急斜面ではないのだが‥道は粘土質のようで滑る。
周囲はヒノキの植林帯になるが、石や根っこがないとこでは湿って濡れた粘土質の道が滑る滑る。
この難儀な道‥向こう側の西登山口手前で再び出合うことになります。
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一番困ったのが‥虫。
あれだけスキンガード塗ったのに、しつこくまとわり付いてきます。
上りの間ずっと虫との戦いだ~

やがて林道に出合い、鋭角に右折して林道終点まで道を進みます。
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林道終点からガレ道に入るが、それもほんの少し、
あとはよく整備された道を巻いたり、ジグザグに上がったり
これがずっと上まで続きます。
登山道沿いには「あと2km」の古い標識が幾ら進んでも、また同じように「あと2km」とあり混同するが、九州百名山になり登山者も増えたのか?ちゃんとした新しい標識が別に木に取り付けられており、これを目安に登った方が良いだろう。
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ほとんどは上りやすい道で、逆にマンネリ化した周囲と道でやや飽きてくるが、
時にはこんな荒れた道にも出会う。
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登山口から約50分(山渓の本には1時間)坊岩分岐に出合う。
ここから左の道へ進むと山頂へは行かず、西登山口へ下る途中にある坊岩へと向かうようだ。勿論山頂へ行くのでここは右へ上がっていきます。
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ラストスパート!約15分ほど上り稜線に出合う。
あとで分かったが、郡岳から経ヶ岳まで尾根が続いており、縦走出来るんですね~
山頂は左へすぐそこです。
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登山口から1時間ちょっとで郡岳山頂に登頂。826m
山頂は草が生い茂ってて、その中でちょこんと三角点とプレートが置かれてた。
ここは逆光になるので、プレートを持って大村湾をバックに記念撮影する
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山頂からの展望は抜群です。大村湾が広く見渡せます。
その大村湾の右側には独特な良い山容した虚空蔵山も見えます。

今日はこのペースで行くと午前中には下山出来そうで、
久々の良い天気なのに、このあとそのまま帰るのには凄く勿体ない。
そういう訳でこの後はあちらに見える虚空蔵山へハシゴすることに決めた!
今から行くぞ!虚空蔵山!
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下山は西登山口に向けて下っていきます。
山頂周囲は草が生い茂ってるので一瞬、下山道への入口が分からなかったが
南登山口から来た側と反対側のとこにある。

山頂からは急な下り。
下り初めてすぐ露岩があり、「ここが坊岩?」かと思ったがまだ先でした。
再び急斜面な下りに入る。

上りの時に出合った「坊岩分岐」からの道との分岐に出合い、
そこから少し先に「坊岩」がありました。
ここからの展望も良いですね~
先ほどの山頂からの展望と見え方はほぼ同じですが、大村湾や虚空蔵山がより近くに見えるような気もした。
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坊岩から道が何処なのか?暫く迷った。
実は写真のように坊岩側から見て左側に道があり、下っていきます。
(山頂から下ってくると坊岩のとこで右側に道がある)
草などが生い茂ってて道が隠れて分かりにくくなってた。

坊岩から反時計廻りに巻くように道は下っていく。
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グルッと巻き終えたあと再び西登山口へ向けて下っていく。
傾斜が急なので上り同様ジグザグの道になったりもする。

こちら側のルートも思ってたよりも差ほど道は荒れてなく、時には石ゴロゴロしているところはあったが
難なく下ることが出来た。
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森林帯のやや暗い中から「パッ!」と視界が明るくなったかと思うと、高圧線の鉄塔に出会う。
上りの時に出合った鉄塔と同じ線で結ばれてるとこですね。
雑草が生い茂ってるので掻き分けながら進みました。

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明るくなったのは鉄塔の付近だけで一時的なもの。再び植林帯に入る。
ふと遥か前方の方に何やら小さい動物がチョロチョロしてるではないか。
うり坊だ!それも2匹。

暫くはこちらに気づかなかったが、突然の侵入者に驚き逃げていった。
丁度、逃げた方向の真横付近まで来たときに、「グア」とも「グヒ」とも何やらこちらに怒っているような鳴き声がしてきた。
「親を呼んでるのかな?」‥だとしたら、うり坊守るため親は突進してくるかも。そりゃまずいぞ!
逃げるようにその場を走って下った。怖、怖
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開けたヒノキの植林帯の中に突入。一瞬道を見失うが、それなりの踏み跡をたどって進むと登山道に再び出合った。
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視界も明るくなり周囲は草が生い茂る道になる。登山口まであと僅か。
ヤブランも登山道沿いにいっぱい咲いてました。

小さい橋も渡り、ホントあと僅かなのだか‥最後の難関、再び粘土質の道になる。
滑る、滑る。まるでアイスバーンの上を歩いてるみたい。
自分の歩きがぎこちないです。

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結局ラストまで粘土質の道は続き、県道沿いにある西登山口に出た。

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ここから駐車場までの県道を炎天下の中を20分ほど歩いて戻った。

このあと野尻湖に架かる橋まで行ってみて、ここから見える群岳の写真を撮った。
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時間はまだ昼前。これから虚空蔵山に向かう。


by coyotehana | 2014-08-31 07:35
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