屋久島2日目
本日は今回の一番の目標でもある愛子岳登頂に挑む。 愛子岳は九州百名山の一つでもあり 可愛らしい名前とは異なり、登りはハード!標高差もかなりある。 特に山頂上部は岩場で形成されており荒い、とにかく凄い山でした。 ピラミダルな綺麗な山容の愛子岳。民宿前より 泊まった民宿は小瀬田のバス停から2つ先の男川のバス停のとこにあり、 大通りにある愛子岳入口まで1.2km。 そこから登山口まで4.5kmの位置にある。 愛子岳を登るにあたって 早朝のバスにて小瀬田まで向かい、そこから登山口まで4.5kmを歩くつもりだった。 だが、有難いことに民宿のおじさんに登山口まで送って頂けることになり 行きは登山口からのスタートとなる。(帰りは民宿まで歩いて帰る) 大通り、峠付近にある愛子岳の案内板。ここから林道に入る。 道なりに林道を進んでいき愛子岳の登山口につく 愛子岳地図 06:18 登山口~07:54 しるべの木~08:06 水場分岐~08:24 とまりの木~08:41 岩場ロープ~08:56 山頂 09:15~11:02 登山口~11:55 民宿 注意 本文中には地図等が出てきますが、説明しやすくするためにコヨーテ本人がGPSのデータをもとに作成したものでありますが多少の誤差はあります。またコースタイムには個人差があるため正確にしりたい方は国土地理の地図や他の資料をお勧めします。 さぁ!出発です。登山口よりすぐ登山道へと上がっていきます。 登り始めてすぐ「標高200m」の小さな標識、そして階層別植生の案内板に出合う。 登山道沿いには100mおきに「このような」標識とその標高地点の植生の案内板が立てられている。 「そう言えば「愛子ちゃん」は何メートルあったけ?」 地図を出して調べてみると、「うっ、標高1235mもある。」 ここからまだ1000mも登るんだ~こりゃ大変だぞ~ 道は思ったよりもしっかりしているし、乾いてて むしろ昨日の太忠岳よりも登り易いように感じる。(上部の岩場までは…) 最初は巻き道を上がっていくが、やがて枝尾根に取り付き 標高400m地点に出合う。 気持ちの良い自然林の中を上がっていきます。 モッチョム岳や太忠岳の時みたいに大きな屋久杉に出会うことはない。 500m地点を過ぎ、ほんの少しだが「鹿避けネット」に出合う。 そう言えば登山口まで向かう林道で電気柵のフェンスが敷かれて畑があった。 聞くと、これはサル避けだとか… 屋久島はサルと鹿が多いんですよね 黙々と登っていく。 天気曇っててまだ日差しは拝めませんが、今日もホント蒸し暑い。 私はあまり水分はとらない方だが(本当はマメに水分補給した方がよい) チョコチョコ補給していた。 ペットボトル3本持ってて丁度良かったくらい。 600m、700mと過ぎ、標高800m地点到着。まだまだ この辺りからサクラツツジにも出会うようになる。 チラホラ咲くサクラツツジの花。 中にはピークを過ぎているものもあり、地面に花弁が散ってて サクラツツジロードになってた。 標高900より手前にて「しるべの木」に出合う。 水場分岐に出合う。 水は流れていない沢を徒渉。水場はここから下流に40m下ったところにあるようだ。 後にも先にも水場はここだけである。 また指導標には愛子岳まで1.2kmと表示されている。 標高1000m地点到着。 結構登ってきました。 少し荒い上りを上がっていき小ピークに達する。 行きでは分からなかったが、この付近に「とまりの木」がある。 案内板が外れてて、どの木かよく分からん。 木々の間から前方に愛子岳山頂が見えてきました。 上部は岩場で形成されてる様子がここからよく見える。 あそこまで登るんですね。 一旦少し下って山頂までひたすら登り。 ガレと木の根っこの入り混じった急登を上がっていきます。 その途中に標高1100mの標識がある。 何度か休憩しながらクリアする。 ロープ箇所も現れてきて、やがて目の前の岩場ロープ ここ一番の難所。ロープをしっかり握り岩場を上がる。 下りはもっと慎重になりました。 一難去ってまた一難!もうステッキはいりません。 既に収納してます。2本のロープ使って上がる。 いや~、滑ったら怖かよ~. 岩場の中にある標高1200地点 岩場の中を上がっていき、ふと振り返ってみる。 ここを上がってきたんですね。帰りがホント怖~ 海側の展望 麓の海岸線、そして空港も見えます。 およそ3時間弱ほどで山頂に到着 まず目に飛び込んできたのが山頂からの360度のパノラマ展望。 これは凄いです。グルリと見渡せます。 屋久島の比較的海岸側にある愛子岳やモッチョム岳などは前岳 そして中心部に連なる黒味岳や宮之浦岳、永田岳などは奥岳と呼んでいるらしい。 この愛子岳からは奥岳との間にさえぎる山々は無く、 山頂からは太忠岳から黒味岳、宮之浦岳、永田岳まで山々の尾根が連なって見え渡せる。 ホント素晴らしき展望。感動します。 なんか、下方に見える谷間に吸い込まれそうで怖いです。 誰も居ない山頂、一人占め。 山頂には祠もある。薩摩藩の家紋入 山頂にはサクラツツジのほかにハイノキも咲いてました。 山頂で遅い朝食をとったのち下山 下りはもっと慎重に、滑り落ちないように下っていきました。 民宿まで歩いて帰り、丁度お昼には帰ってきました。 昨日ほどは疲れなかったが、やはり足腰は筋肉痛 このあと宮之浦岳、永田岳へ … はちょっと無理だったみたい。 次の朝、高速船、高速バスを使って帰りました。
by coyotehana
| 2013-05-13 10:36
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