南アルプス・北岳 3.193m 2008.07.18-20 2日目

2日目 広河原山荘(1.520m)から北岳山頂へ

05:30 広河原山荘~16:19 白根御池分岐~08:21 大樺沢分岐~右俣コース~11:30 小太郎尾根分岐(昼食)~12:06 肩ノ小屋~13:05 北岳~14:22 肩ノ小屋(泊)


朝4時半ころに起床。出発の準備をして皆で朝食をとる。お昼のお弁当もここで貰い、ザックに詰めて5時半に出発する。

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山荘の横に登山口がある

ツアー参加者は24名、リーダーを含む添乗員3名の計27名で登る。

登山口からは直ぐ斜面を上がっていく。30分おきに休憩をとっていて最初の休憩は白根御池分岐でした。

右側の道を行くと白根御池の小屋へ行ける。私たちは大樺沢に行くので左の道を上がっていく。

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そのうち新緑いっぱいの森林の中になり、渓流沿いを上がっていく。何とも気持ち良いことか!

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一旦視界が開けて北岳山頂が見える。再び森林と渓流の中に入り、ひたすら長い道のりを上がっていきのだ。

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パッ!と視界が開け、北岳が見えた。

木で出来た橋やアルミ製の橋を幾つか渡る。ここは水量が多かったら渡れないかもしれないなぁ~

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滑ったら怖い!

雪渓が見えてきた。

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大樺沢分岐であり正面の道は「左俣コース」、右の道が「右俣コース」である。
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本来、この時期は分岐のとこくらいまでしか雪が残っていないらしいが、今年は雪が多く残っているようで分岐より更に下まで残っていた。

アイゼンは各自用意はしていたが昨日の話のように安全の為に右俣コースをとり、ほんの少し雪の上を通ったが今回はアイゼンを使うほどではなかった。


大樺沢の分岐にはチップ制のトイレ(バイオ?)もある。簡易トイレではあるが、この場所にトイレは何とも助かります。

何せ一昨日の夜からお腹が緊迫している私にはホント助かります。ほっ!自然に優しいトイレ~

でも、トイレの電力には発電機が使用されてて、発電機から出る排気ガスが臭くて気になります。

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大樺沢分岐
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トイレがある


大樺沢分岐からは急登が続く。

今までリーダーがツアー集団の先頭にたち、他の添乗員が真ん中と最後尾に付いて皆順調に登ってきてたのだが…この辺から段々とばらつきが出てきた。

この長い急登、そして本日は雲一つない晴天!暑くて疲労も重なってきたのだろう…個々のペースに合わせて二つのグループに分かれてきた。

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その小太郎尾根分岐までの急登の途中には、上りは辛いが綺麗な花が沢山迎えてくれて私たちを楽しませてくれた。

ハクサンイチゲにハクサンチドリ、コイワカガミ…などいっぱい!翌日の下山中にはクロユリも見つけた。

特に凄かったのがキンポウゲ科の黄色い花・シナノキンバイだ!

上り斜面には黄色!黄色!もう一面黄色一色のお花畑!素晴らしく綺麗だ~

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小太郎尾根分岐付近にて昼食タイム。

だいぶ標高も上がってきたようで眺望も素晴らしくなってきた。視界も良く富士山もよく見える。

朝、広河原山荘で貰った弁当をここで頂くが…気圧の関係でご飯がパサパサ状態になっている。

暑さと疲労のせいでパサパサご飯は喉を通りません。弁当半分だけ食べて、後は持ってきたウィダーゼリーで補給しておいた。

飲料水も1月.5リットル積んでいたが、思ったよりも飲んでいて、この後山頂まで上がるのに足りなくて途中の肩ノ小屋で1本補給した。

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小太郎尾根分岐付近
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尾根に出合うとスケールもまたデカくなってくる。さすがアルプス!

眺望も甲斐駒ヶ岳や仙丈ガ岳もくっきり見える。手が届きそうで体が吸い込まれそうです。おっと危ない。

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高山植物も標高が少し変わるとまた違った花が見えてきました。初めて見る花ばかりで感動です。

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暑さと疲労でもうふらふら~

この辺からザックに入れてたもう1本のステッキを出してダブルで進む。

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そして本日宿泊の肩ノ小屋に到着。少し休憩して重いザックは置いて北岳山頂を目指す。

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肩ノ小屋の左横に山頂へ上がる道がある。急登で、特に下りで滑落でもしたら大変です。

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上り斜面から見た肩ノ小屋

用心!用心!登山道沿いには綺麗な花があちこち咲いています。写真を撮るために下を向き、再び頭を上げるとフラフラ~頭もぽわ~。標高はもう3.000mを超えています。

肩ノ小屋から少し高山病に掛かったみたい。寝不足のせいか?暑さのせいか?疲労のせいか?

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富士山が見える

そして北岳山頂に登頂!やった~

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山頂からの360度のパノラマ展望は実に素晴らしい。天気にも恵まれてほんとラッキーでした。

山頂からは富士山、仙丈ガ岳、甲斐駒ヶ岳がくっきり!そして南側には間ノ岳、農鳥岳と縦走路が続いて見える。

もっと視界が良ければ遠くに穂高連峰、槍ヶ岳まで見えるらしいが残念ながら見えなかった。

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十分楽しんだあと肩ノ小屋まで戻る。

今回、日本第二の高峰の登頂を目指すためにツアーに参加したのだが、もう一つ期待してたものがあった。

世界にここ(北岳)だけにしか咲かないと言うキタダケソウである。


実は時期的にはもう遅く(梅雨時期がピークらしい)、また今回のルートの変更もあり見られないと諦めていたのだが、

なんと!肩ノ小屋にあった。小屋横の花壇?に植えてあって丁度開花していた。

花壇でも何でもOK。初めて見れたので感動です。思わぬプレゼントでした。

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キタダケソウ

肩ノ小屋に戻り、本日泊まる部屋に入って夕食まで暫し寛ぐ。

北岳山頂から肩ノ小屋まで下りても頭痛が続いていた。仕方がないので頭痛薬とビールを飲んだら治まった。

(使用上の注意はよく読んで正しく飲みましょう)

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小屋で売っていた麦酒。雪で冷やしてました。

…でも、まだ頭はフワフワ状態である。そのうち夕食になり皆でとって、そのあとの夕日も楽しんだ。

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仙丈ガ岳方面に沈む夕日

泊まった部屋の中はおよそ6畳ほどの広さで、ピーク時ともあってツアーの27名がここで寝る。シェラフで寝るのだがギチギチ状態!

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両隣の人の肩があたり、寝返るとまた目をさます。夜中にトイレに行くのにライトの明かりが光ったり、ドアの開け閉めの音…

もうどうしたら気持ちよく寝れるものかと腕を組んだり、伸ばしたり、頭の下に持ってきたり、あれこれ。結局寝れなかった。

3日目へ


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by coyotehana | 2008-07-19 22:48 | Comments(0)
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